九州みどりの食料システムEXPOロゴ

九州開催

会期2025年917日(水)~18日(木)10:00~16:00

会場マリンメッセ福岡B館 MAP

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スタートアップエリア特集

B-02-01栗の収穫・運搬ロボットの開発コンソーシアム

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-01
出展製品
出展製品の名称:栗の自動収穫・運搬ロボット

出展製品の説明:現在研究開発中の本製品は、栗園における栗の収穫と運搬を自動化する「栗の自動収穫・運搬ロボット」です※。自律走行機能を備えたこのロボットは、栗の収穫作業を効率化し、作業者の負担を大幅に軽減します。また、緩斜面や不整形地でも安定して動作し、イガ付き栗やイガなし栗を漏れなく収穫できます。さらに、夜間や早朝でも作業可能で、夏場の品質劣化やイノシシ被害を防ぎます。コンパクトで扱いやすく、高齢者や未経験者にも適したデザインです。これにより、栗の収穫効率を高め、品質の向上と増収が期待できます。

※農研機構生研支援センター「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」の支援により実施
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ブースのみどころ
当コンソーシアムのブースでは、最新のスマート農業技術として研究開発中の「栗の自動収穫・運搬ロボット」の試作機を展示します。このロボットは、中山間地域の栗園での労働負荷を劇的に軽減することを目指しており、最新の自律走行技術と効率的な収穫機能を組み合わせた画期的な製品です。

まず注目すべきは、イガ付き栗とイガなし栗の両方を効率的に収穫できる点です。従来の手作業に代わり、特殊なブラシを用いた機構が栗をスムーズに拾い上げ、荷台に集めます。また、ロボットは斜面や不整地でも安定して走行し、収穫作業の効率を飛躍的に向上させます。

次に、収穫後の運搬機能も充実しています。荷台が満杯になると、自動的に指定した集荷場所に移動し、荷下ろしを行います。これにより、作業者が繰り返し収穫場所に戻る必要がなく、作業時間の大幅な短縮が実現します。また、夜間や早朝の作業も可能なため、暑さによる品質劣化を防ぎ、収穫された栗の鮮度を保つことができます。

ブースでは、ロボットの試作機だけでなく、手押し型の試作機の展示も行います。最新のスマート農業技術を駆使したこの製品は、高齢化や人手不足に悩む農業現場に新たな可能性を提供します。ぜひ、この機会に当ブースへお立ち寄りください。

B-02-02球体除草ロボットの開発コンソーシアム

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-02
出展製品
出展製品の名称:棚田・小水田の除草労働を省力化する自律型球体除草ロボット

出展製品の説明:現在研究開発中の本製品は、中山間地の水田における除草作業を省力化することを目的とした自律型球体除草ロボットです※。このロボットは、軽量でコンパクトな球体デザインにより、狭小な棚田や複雑な地形でも優れた走行性を発揮し、無人での除草作業が可能です。独自の表面突起によって、雑草を土壌から掻き出し、水田内の雑草を効率的に除去します。特に、有機農業や特別栽培米の生産に適しており、環境に優しい農業をサポートします。バッテリー式でありながら長時間の連続稼働が可能で、除草剤を使用せずに安全かつ効果的な雑草管理が実現します。

※農研機構生研支援センター「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」の支援により実施
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ブースのみどころ
当コンソーシアムのブースでは、棚田・小水田の除草労働を省力化する自律型球体除草ロボットの試作機展示とその技術的特長をご紹介します。このロボットは、中山間地の棚田や小水田での除草作業を大幅に省力化し、持続可能な農業に貢献します。
ロボットの設計コンセプトとして、軽量化や自律走行性、雑草の除去効率を重視しており、除草作業を従来の方法よりも簡単かつ安全に行うことができます。特に、有機栽培においては、夏場の高温下で行われる重労働な除草作業の負担を大幅に軽減できます。

さらに、バッテリー駆動で長時間稼働が可能な点や、ロボットの自律走行を支える最新技術であるビーコンを用いた位置認識技術など、新たな農業技術を搭載しています。また、球体の外装部分の構造を工夫することで、効果的な雑草の掻き出しや水田表面の土壌撹拌を実現しています。このデザインの工夫により、イネへの損傷を最小限に抑えながら効果的な除草を行います。

ブース内では、ロボットの試作機を展示し、活用方法や導入に伴うメリット、操作方法について詳しくご説明いたします。次世代農業を担う革新的な技術をご体感いただける貴重な機会ですので、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

B-02-03ロジカ

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-03
出展製品
Animal Monitoring Service-アニマル・モニタリング・サービスは、放牧型畜産の労力を大幅に軽減し、生産性を向上させるための革新的なソリューションです。
【電池交換が不要】【直接人工衛星と通信をする】特徴を持つ、耳標タイプの小型GPSタグ※を動物に装着し、位置情報や生体情報をリアルタイムで把握・管理することができます。

◆脱柵や異常行動などの緊急時には、プッシュ通知でアラートを発信し、迅速な対応をサポートします。
◆Wifiや携帯電波などの基地局を必要とせず、牛の耳にタグを取り付けるだけでOK。
 離島や傾斜地といった、これまで放牧には不向きとされてきた土地でも活用が可能です。
◆バッテリーと太陽光パネルで電力を賄うため、電池交換の手間がかかりません。
◆餌の摂取量や行動量などのデータを自動で取得し、AI分析。行動パターンや心身の健康状態を可視化します。

※今回は2種類の小型GPSタグをご紹介させていただきます。
Ceres Ranch=再利用可能なGPSタグ
Ceres Wild=通信回数の多いGPSタグ
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ブースのみどころ
「3時間の作業を5分に短縮!畜産農家さんの負担を減らしたい」

Animal Monitoring Serviceは、【世界で唯一】「電池交換が不要」「直接人工衛星と通信をする」特徴を持つ【耳標タイプの小型GPSタグ】を用いた動物の位置情報や生体情報をリアルタイムで把握・管理するシステムです。
ブースでは、2種類の小型GPSタグと、取付用アプリケーターの実機をご用意しております。
GPSタグは、幅は約6cm、重さは約30gと小型・軽量化を実現しております。
本GPSタグは、日本での取り扱いは弊社のみですので、ぜひこの機会に手に取ってお試しください。
また、実際にGPSタグを取り付けた放牧牛のリアルタイムの情報をタブレットでご覧いただくことができます。
多くの畜産農家さんにお話しを伺い、現場での使い勝手の良さを追求してシステムを開発して参りました。
素早く状況を把握でき、スムーズに操作ができる。このシステムさえあれば日々の仕事が完結する。
そんな使い勝手を目指して設計した可視化システムを、体感していただきたいです。
アニマル・モニタリング・サービスは 放牧牛をはじめ、羊、馬などの飼育管理、野生動物の生態調査、害獣駆除など幅広くご活用いただけます!

B-02-04アイナックシステム

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-04
出展製品
AI いちご自動収穫ロボット『ロボつみ🄬』は 自動走行、AI で収穫に適したいちごを自動判定、自動収穫。 いちご農家さんの負担を軽減するロボットです。

<特徴>
1.優しさを追求した果実収穫ハンド
 いちごの実は柔らかく傷つきやすいため、特許を取得した独自の収穫ハンドで優しく収穫します。
2.AI で色判定
 いちごの色をAIで判定し、収穫可能と判断したいちごのみを収穫します。
3.トラロープに沿って自走
 黄色と黒色のストライプ柄のロープを地面に固定すると、その上を自走します。
 施工はご購入者様でも可能です。
4.収穫ルートを学習し自動走行
 移動用マークとQRコードをカメラで読み取り、栽培棚を自動で移動します。
5.箱型構造で水の侵入を防ぐ
 地面からの水の侵入を防ぐために箱型構造のボディーにしました。
 より長く使用してもらうための工夫です。
6.低価格

詳しい情報やその他農業関連製品につきましては
弊社ホームページにアクセスをお願い致します。
https://www.inaksystem.co.jp
B-02-01 B-02-01 B-02-01 B-02-01 B-02-01
ブースのみどころ
2022年度に引き続き、この度、共同出展というカタチで展示させていただく事になりました。
---家族との時間を持てる 農業の仕組みをつくりたい---
代々農業を営む家で生まれ育った当社代表。両親の背中を見て育つ中で、農業の大変さを日々痛感していました。
畑の水やりがあるから、家族全員で出かけることはできない。
たまに出かけることができても午後3時までには帰宅しなければならないという制約。
「どうにかしたい。」そんな思いから、最先端技術を活用した農業の自動化に取り組んできました。
今展示ではその想いの一つである、自動収穫ロボット「ロボつみ」をご紹介させていただきます。

●展示内容は以下を予定しております。
・A1パネル
 「ロボつみ」に関する情報発信として、パネルを展示しております。
・収穫ハンド(見本)
 自動収穫ロボット「ロボつみ」に搭載している、収穫ハンドを展示致します。
・「ロボつみ」PV
 ロボつみPR用の動画を流します。
●「ロボつみ」及び会社説明パンフレットもご用意しておりますので、ご入用の際は、お気軽にスタッフへお申しつけください。
●その他農業関連製品もございます。A-02ブースにて展示しておりますので、そちらも是非お立ち寄りください。

皆様のご来場をお待ちしております。

B-02-05九州バイオリサーチネット

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-05
出展製品
九州バイオリサーチネットの産学連携支援活動
九州バイオリサーチネットは地域産学連携コンソーシアム(全国7つの産学官連携団体により構成)のメンバーとして農林水産省の「知」の集積による産学連携支援事業を受託し、民間企業・大学・試験研究機関等の皆様を対象に、マッチング支援、研究開発資金の紹介・取得支援、商品化・事業化支援等の産学連携支援活動を実施しています。
当会は九州地域の活動を担当しています。
B-02-01 B-02-01
ブースのみどころ
九州バイオリサーチネットの産学連携支援活動のご紹介です。
九州バイオリサーチネットは九州地域において、民間企業・大学・試験研究機関等の皆様を対象にコーディネート活動やセミナー等の開催、技術情報の提供を行っています。
コーディネート活動としては、皆様の共同研究計画の作成や申請内容へのアドバイス等をお手伝いしています。応募を考えられている皆様は、是非早めにご相談ください。また、研究・技術開発でお困りの事や連携相手をお探しでしたら、是非ご相談下さい。秘密厳守で対応しております。
その他、セミナー等の開催や情報誌「BIO九州」の発行、メールマガジン・ホームページによる公募情報やイベント情報等の紹介を行っております。
会場では、これまでのセミナー資料や情報誌「BIO九州」のバックナンバーの展示や各種チラシ等の配布の他、コーディネーターによる個別相談会も実施しています。
九州バイオリサーチネットをご活用いただきますようよろしくお願いいたします。

B-06-01熊本県農業研究センター

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-06
出展製品
熊本県農業研究センター「農業の新しい技術」から、令和6年度に果樹研究所落葉果樹研究室が発表した研究成果「モモ『さくひめ』のトンネルハウス栽培は5月下旬~6月上旬の早期出荷と高品質果実生産ができる」についてパネルの展示をしています。
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ブースのみどころ
熊本県農業研究センターでは、農業者の所得を最大化するとともに、環境にやさしい農業や地球温暖化にも対応できるよう、新品種の育成、新たな栽培・飼養管理技術の確立等の研究に取組んでいます。また、生産現場に普及・定着を図る研究成果について、「農業の新しい技術」として毎年公表しています。
今年度、果樹研究所落葉果樹研究室が発表した研究成果「モモ『さくひめ』のトンネルハウス栽培は5月下旬~6月上旬の早期出荷と高品質果実生産ができる」は、モモ「さくひめ」をトンネルハウス栽培する場合、どの程度の低温時間でビニル被覆すればよいか、それによって露地栽培よりもどのくらい早く収穫できるのかを明らかにしました。
モモ「さくひめ」は従来の品種より開花に必要な冬季の低温積算時間が短く、暖冬の年でも安定した開花と果実生産が見込めます。果樹研究所(宇城市松橋町)では、1月中旬頃に天井とサイドにビニルを被覆するトンネル栽培をすることによって、露地栽培と比べて約2週間早く収穫ができました。県内では最も早い5月下旬~6月上旬の早期出荷が可能となります(加温ハウスを除く)。また、トンネル栽培では無袋栽培でも健全果率が露地の有袋栽培と同等以上なので、袋掛けの必要がなく、高品質果実の生産が期待できます。

B-02-07九大OIP

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-07
出展製品
社会変革を牽引するためには、大学発で新たな産業を創出し、雇用を生むことを目指す必要があり、事業スピードの加速、産連支援組織の高度化、産学連携事業の拡大を見据えて、九州大学の100%子会社として九大 OIP 株式会社を設立しました。
未来社会を創るイノベーションコモンズの実現を目指し、九大OIP株式会社は、九州大学の産学官連携を先導する組織として、大学の教育・研究の向上に資する産学官連携活動を支援し、大学と社会とのインターフェースとなり、九州大学が起点となるエコシステムの構築を目指します。
Odyssey
産学官連携という長く多難な冒険に挑み、新しい取組にチャレンジし、社会にインパクトを生み出します。
Inclusion
感謝と敬意を言葉にして示し、全ての人に想像力を持って接します。
多様な価値観を尊重し、必要なサポートを可能な限り提供します。
Professionality
仕事に誇りを持ち、プロフェッショナルとして積極性と責任感を持って対応します。
高いクオリティを意識し、主体的に結果を生み出します。
B-02-01 B-02-01
ブースのみどころ
多様な分野が共創・協働し、社会の在り方を含めたイノベーションを自律的に生み出すエコシステムを構築し、新たな社会システムを創出するため、研究成果を世の中の役立つ技術や事業につなげる「橋渡し役」として各チームが業務を行っています。
当日は、農業関係の技術シーズも紹介予定ですので、是非お立ち寄りください。

ビジョンドリブンチーム
技術の「芽」をカタチにします(フォアキャスト)。事業計画をつくるところからスタートし、出資者や企業への提案や新事業に必要な人材のリクルーティングなどを行いながら、研究成果を基にした新規事業を開発し事業化します。設立した事業法人の運営も担います。九州発の面白い産業・仕事を企画し実現するのが私たちの仕事です。将来の新たな経済圏・サプライチェーン・魅力ある雇用を分野ごとに構想し、その雇用を、大学の研究成果を使って実現します。
この過程では、構想の実現に必要な研究成果や今後の研究要素を特定し、研究者の協力を得てその研究成果を事業化していきます(バックキャスト)。
イシュードリブンチーム
研究成果を活かせる民間企業を開拓したり、産学共同研究プロジェクトのマネジメントや研究サポート、提案書の作成…プロジェクトの立ち上げから推進、その後のフォローアップなど、今までなかった技術や研究がカタチになって世に出す活動を行っています。
サイエンスドリブンチーム
大学が保有する特許やまだ世に出ていない研究成果を基にした製品化やサービス等の事業化を提案する。今では当たり前になっている技術も、世界的な権威ある賞を取ったあの技術も、実は大学の研究から始まっていることも多くあります。
これからこの技術がどう世に出ていくのか考え活動しています。
技術移転するよりも、自ら事業化した方がいいような場合には、スタートアップ創業支援を行い、事業化に向けたリサーチから立ち上げ後のサポートまで行っています。

B-02-08イチゴパックロボコンソーシアム

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-08
出展製品
イチゴ栽培における労働時間の約3割を占めるパック詰め作業の省力化は喫緊の課題となっています。そこで、スマ農「阿蘇イチゴ輸出」および戦略スマ農「イチゴパックロボ」で開発し上市予定のイチゴ自動選別パック詰めロボットについて、その特徴について紹介します。本装置は、直交機を用いることにより構造をシンプルにすることで低コスト化を図るとともに、8種類の重量選別を行い、重量選別精度はRMS誤差0.75g、処理時間は4.8s/果であり、12kg/hの処理能力を有します。平均果量を20gとするとパッケージセンターの全出荷量の5%を処理可能と試算されました。また、令和6年度より最終市販機モデルの現地実証を行います。
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ブースのみどころ
日本のイチゴ生産は生産者の高齢化に伴い栽培面積、収量とも減少傾向にあり、規模拡大と持続可能な生産体系の構築、輸出拡大等による収益力向上が課題となっています。そのうち労働時間の約3割を占める調製作業が規模拡大の足枷となっており、パッケージセンターの整備が進みつつありますが、周年での雇用確保等に課題を抱えており生産者の要望に十分に答えられていないのが状況です。さらに収益力拡大には、実需者ニーズにあった商品を安定して低コストで提供できる出荷体系の構築が不可欠です。
そこで、これらの課題を解決するため令和5年度から生物系特定産業技術研究支援センターの支援を受け、戦略的スマート農業技術の開発・改良「イチゴ生産における自動選別パック詰めロボットを活用したスマート出荷体系の構築(SA1-403A2)」において、これまで開発を進めてきた自動選別パック詰めロボットと果実損傷把握が可能な非破壊品質評価装置の更なる改良を進め、出荷調製作業の省力、高品質、高精度化と輸送品質の見える化を加速化し、多品目、小ロット生産に対応した柔軟性が高く処理能力に優れた省力型一貫出荷体系を構築することを目標とした検証を進めています。
開発中のパック詰めロボットは、直行機を用いることにより構造をシンプルにすることで低コスト化を図るとともに、8種類の重量選別を行い、重量選別精度はRMS誤差0.75g、処理時間は4.8s/果であり、1時間当たり12kgの処理能力を有します。平均果量を20gとするとパッケージセンターの全出荷量の5%を処理可能です。また、令和6年度より最終市販機モデルでの現地実証を開始します。
本展示会では、開発中のイチゴ自動選別パック詰めロボットについて、その特徴について紹介します。また、自動選別パック詰めロボットへの適応性を高めた容器の開発もあわせて進めており、輸送過程における損傷軽減と輸出需要にも対応した新たな包装形態についても紹介予定です。
自動選別ロボットについては、パッケージセンターを導入もしくは導入を計画しているJA、大規模生産法人等と、新たな包装形態についてはイチゴパッケージセンターを運営しているJA、流通、販売先等とのマッチングの機会を希望しています。是非、ブースにお立ち寄り頂けると幸いです。

B-02-09九州大学

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-09
出展製品
本製品は吸血性昆虫サシバエの生物的防除資材(在来寄生蜂・キャメロンコガネコバチ)です。サシバエは日本全国に分布し、春から秋にかけて牛舎周辺に発生して牛の血液を栄養源とする体長4〜6mmの吸血性畜産害虫です。吸血時には牛は強い痛みを伴うため、多大なストレスを受け、増体重の減少、飼料効率の低下、免疫力の低下による乳房炎の発症リスク増加等、生産性への影響が問題となっています。サシバエはまた、少なくとも18種の病原体を媒介します。特に問題となっているのは、牛伝染性リンパ腫(家畜伝染病予防法の届出伝染病に指定)のウイルスを媒介することで、同疾病は近年増加傾向にあります。本製品で用いる寄生蜂とは、他の虫(寄主)に自らの卵を産み付けて寄生し、寄主を餌資源として摂食することで直接死に至らしめる蜂です。キャメロンコガネコバチは寄生蜂のなかでも、サシバエに対して特に高度な寄主探索能力を有し、地中に潜むサシバエの蛹に自らの卵を産みつけることができます。既存の防除法と比較して作業量が少なく、畜産農家の負担は軽減されます。畜産農家はサシバエ防除に割いていた労力・資金を、本来必要な畜産物の品質向上に投入可能にします。
B-02-01
ブースのみどころ
本ブースでは、実物のキャメロンコガネコバチ、および現在問題となっている畜産害虫サシバエに関する情報提供を行います。
本製品(在来寄生蜂・キャメロンコガネコバチ)は既存のアプローチ (防虫ネット等を使った物理的防除、殺虫剤を使った化学的防除)とは異なる新しいサシバエの防除法です。既存の防除法は主に成虫を標的とした“対処療法”的アプローチであるのに対し、本製品はサシバエの蛹を対象とした“原因療法”的アプローチです。行動範囲の広がる成虫の発生源(=蛹)を抑えることで、考慮すべき防除範囲を狭めることができ、効率的に生息数を減らすことが可能となります。
天敵昆虫による生物的防除は、「持続可能」、「低環境負荷」という観点からも他の方法に比べて優位な点です。我が国の「みどりの食料システム戦略」、欧州の「Farm to Folk」では農薬を減らすことをその目標に掲げおり、本事業で提供する製品はそれらの目標と合致します。

B-02-10高知大学 IoP 共創センター

ブースNo.
B-02-10
出展製品
【ソーラーアレイシステム】
AIを用いて複数のミラーを制御し、太陽光を集約し蓄熱する。
冬季の暖房費を大幅に削減することが可能。

【汎用出荷予測システム】
環境や出荷データの履歴を用い、出荷と環境の関係を学習し、高精度かつ汎用的な出荷予測システム。
ブースのみどころ
AIとDXで農業の未来を創造する - 株式会社高知IoPプラス
私たち高知IoPプラスは、高知大学発のベンチャー企業として、お客様の課題をAIとDXで解決し、お客様の強みへと変える支援をいたします。

【企業理念】
「DXで地域の未来と希望を共に創る」
私たちは、内閣府の地方大学・地方産業創生事業「Internet of Plant (IoP)」プロジェクトから誕生しました。IoPプロジェクトとは、最新の施設園芸関連機器、IoT・AI技術を農業に広く普及させ、農家所得の向上や産地のブランド化を目指す産学官連携プロジェクトです。
【強み】
1. 農業特化型DX:農業現場を熟知したAI・IoTソリューション
2. 研究と実践の融合:大学の研究力と大手IT企業での開発経験
3. 地域密着:農家、農業技術センター、JA、普及員との密接な連携
【解決できる課題例】
• 病害虫発生の要因特定と対策
• 天候変動を考慮した精密な収量予測
• エネルギーコスト削減による収益改善
• 栽培技術の可視化と最適化
• 労働力不足への対応
【独自技術】
1. 高度要因解析システム:複雑な環境要因から病害虫発生の主要因を特定
2. AI収量予測エンジン:短期・長期の環境変動と作物状態を考慮した高精度予測
3. ソーラーアレイシステム:太陽エネルギーを最大限活用した省エネソリューション
農業には営農、病害虫対策、エネルギー管理など、幅広くかつ奥深い課題が山積しています。これらの課題に対し、私たちは農業の専門知識とIT技術を融合させた独自のアプローチで挑んでいます。
私たちは、単なる技術提供にとどまりません。お客様一人ひとりの課題に寄り添い、共に考え、最適なソリューションを構築します。大学での研究成果を実用化し、継続的にサービス提供できる体制を整えています。
お客様の成功が私たちの使命です。AIやDXの力を借りて、お客様の課題を強みに変える。それが私たちの目指す農業の未来像です。
ぜひブースにお立ち寄りください。貴社の課題をお聞かせいただき、共に解決策を探りましょう。農業のデジタル革新、そして地域の未来を、一緒に創造していきませんか!!
高知IoPプラス - あなたの農業に、革新と希望を。

B-02-11YS Lab

出要製品
B-02-01
ブースNo.
B-02-11
出展製品
1.M302 UECS対応環境観測装置
温度・湿度・CO2などの環境を観測して、その結果をUECSの電文として送信します。 センサーは選択可能で必要なものだけを装備することができます。
● 温度・湿度(SHT-3x)
● CO2 (S300/D400)
● その他、I2Cでデータが取得できるもの
Arduino UNOをCPUに使用しているためプログラミングにより機能を拡張できます。

2.M304 UECS対応汎用制御装置
UECS電文を受信して時刻およびその他の環境条件に応じた制御を行います。8個の絶縁されたリレーにより動力装置の電源のON/OFF制御が行われます。
Arduino MEGA 2560をCPUに使用しているためプログラミングにより機能を拡張でき
ます。

3.Q917 UECSシミュレータ装置
UECS装置の動作確認を行う場合、特に現地で行う場合には、自然環境を任意に模倣す ることは難しい。そのような場合に任意の観測データを送信できるシミュレータは設置 時の確認から障害診断にも役立ちます。
B-02-01 B-02-01
ブースのみどころ
YS-Lab は、九州大学大学院農業生産システム設計学研究室の研究成果の社会実装をはじめ、ICTやAIなどの農業分野への応用を目的に、その実現に必要な実用機器・シス テムの開発・製造を行うため、2023年4月に合同会社として設立しました。
現在は、特に施設園芸を対象にUECS(ユビキタス環境制御システム) と呼ばれる国産オープンソースライセンスに基づく複合環境制御システムのハードウェアとソフトウェアの開発を行っています。UECSに対応している環境制御機器であれば、他社の機器であっても、問題なく動作させることが可能です。
UECSは、自律分散型のシステムであり、施設内の環境を計測する環境計測ノード(UECSで使用される機器をノードと呼びます)と環境を調節する環境制御ノードはネットワークを用いて相互に接続されています。したがって、中小規模の園芸施設で利用されているような個別に導入・利用されている環境制御機器とは異なり、各制御機器は協調的に動作することになります。具体的には、例えば、側窓が開いている状態では、側窓制御ノードから送られてくる動作情報を基に、光合成発生機器に取り付けた環境制御ノードはその状態を直ちに把握し、機器動作を速やかに停止させることが可能となります。つまり、無駄なエネルギーや資源の利用を抑え、環境に配慮した持続的施設園芸を実現できる技術といえます。
本展示会では、弊社が開発中の環境計測・制御ノードを構築できる基板であるM302とM304のふたつをデモ展示いたします。弊社では、農家の方々がUECSをより簡単にご利用いただけるように、利用者目線での機器開発に取り組んでいます。また、農家の皆さんのご要望に少しでもお応えができるよう、現場の課題についてもお聞きしたいと考えています。
是非とも弊社ブースにお立ち寄りいただければ幸いです。